~院外風景 自然編2~

㉛わらび

山菜といえばわらびと言われるほど有名ですが、川沿いや田んぼ周囲にはなく、山や森の方に行かないと見つけられません。今回ランニング中に少し前開方面の山の方へ行ってみるとありました。野草好きとしてはたまりません。西神周辺でも見つけられたことがうれしいですね。

㉜イタドリ

わらびを見つけたところのすぐ近くに貯水池があり、その周囲にイタドリが群生していました。イタドリは古くから痛みを取るという意味で傷薬として使用していたようですが、山菜としても炒め物や天ぷら、煮物にされています。

㉝ 野いちご

井吹の森球技場近くの森に野いちごがたくさん自生しています。4月はきれいな小さい花を咲かせ、5月になると赤い実を付けます。野いちごには様々な種類があり、これはクサイチゴという名前でキイチゴ属なのに草のように生えているから名付けられたそうです。美味しそうですね。

㉞ノブドウ

性海寺の近く、明石川の支流沿いに自生しています。ブドウと名が付きますが実の中に虫が寄生しているため食べられないようです。ヤマブドウは食べられる実を付けるようで今度はそちらを探さないといけませんね。

㉟あけび4

1高塚山、2櫨谷、3前開に続いて4新太山寺トンネル手前、5西神工業団地(西神インダストリアルパーク)内で見つけました。そんなにあけびを探してどうするのと言われそうですが、あけびを見つけると嬉しくなってしまうんですよね。

㊱サネカズラ

最近はノブドウを見て以来ヤマブドウ探しに躍起です。櫨谷の患者様にもヤマブドウを見かけたら教えてくださいと声をかけているのですが、このあたりでは目撃情報はないようです。ランニング中も木々を見ながら紫色の実を見つけると「ついにヤマブドウか!?」と興奮しています。下の写真はラズベリーっぽい実ですがサネカズラといって食べられる実ではないようです。ビナンカズラ(美男葛)という別名もあり、昔は蔓から出る汁が整髪料として使用されていたようです。ヤマブドウはいずこに・・・。

㊲アオツヅラフジ

ついにヤマブドウを見つけた!とスマホで写真をパチリ。これは実の形、蔓の感じからいって樹木大図鑑で見たヤマブドウと同じだなと確信しつつも、念のためいつも使用しているGreenSnapという草花実の検索アプリで写真を送ると返ってきた答えはアオツヅラフジ(青葛藤)。えーっ?確かに実はヤマブドウにそっくりですが葉っぱの形がヤマブドウと違います。残念・・・。実も食べられないばかりか毒性があるとのこと。ヤマブドウはいずこに・・・。

ちなみにいつも読んでいる樹木、野草、山菜の本です。とても為になる本で、わかりやすく写真も豊富です。

㊳わらびとイタドリ2

ごんたろうおおはしの近くに自生していました。わらびはシダっぽい葉を探すと見つけやすいです。

㊴藤の花とハリエンジュ

よく似ています。花や葉の形も種子も似ていますが、花の色が違うのと、藤の花は蔓性の木で、ハリエンジュはしっかりした幹を持つ木です。どちらも良い芳香で近くを通ると甘い香りがします。しばらく嗅いでいたいのですがクマ蜂がブンブン飛び回っているので、蜂が苦手な私はすぐに退散です。

㊵ヨウシュヤマゴボウ

ゴボウと名前がついていますがゴボウとは全く異なる植物で、根っこは毒性が強く食べることはできません。果実はブルーベリーのようですが実にも毒があり決して食べてはいけません。このあたりの公園で見かけることはありませんが子供たちが好奇心で食べてしまわないか少し心配になるほど、見た目は美味しそうです。

 

 

Copyright(c) 2015 http://fujiwara-iin.com/ All Rights Reserved.