~院外風景 名所編~

①明石川~住吉神社

西神ニュータウンは西に明石川、東に櫨谷川に挟まれたような地形となっています。神出町には明石川沿いに住吉神社があり初詣の頃には多くの人が参拝に来られています。住吉神社前の明石川では小学生のころにフナ釣りをした思い出があります。護岸工事をする前は割と深い川で大きいフナが釣れました。住吉神社の神主さんが「釣れますか~?」とよく声をかけてくださったことを覚えています。

②櫨谷川

櫨谷川の源流がどこにあるのか探しに行ってみました。

ここまでが限界で、これ以上は昇れなくなっていましたが、航空写真を見るともう少し昇ったところに池がありそこが源流のようです。そういえば子供の頃に友人たちと色々な川の源流探しをしたことがあります。伊川谷駅から伊川を上流に昇っていくとどこに着くと思いますか?実はしあわせの村にたどり着くのです。大きな公園にたどり着いてそこがしあわせの村だとわかったときは大変驚きました。

③大山寺

伊川の上流に大山寺があります。本堂は神戸市の建造物としては唯一の国宝に指定されています。また阿弥陀如来坐像は国の重要文化財(彫刻としては西区で唯一)に、三重塔は県の指定文化財となっています。藤原鎌足の長男定恵が初代住職とのこと。近くの温泉に来たことはありましたが、大山寺は初めてでした。楓の木やアジサイもきれいでとても美しいお寺です。

④松本自噴泉

環境省Hpには神戸市の代表的な湧き水が6か所掲載されてあり、西区には3か所(野中の清水、弘法大師の清水、松本の自噴泉)あります。櫨谷町松本の松本自噴泉公園の写真です。場所がわかりにくくて、当院通院中の患者様から「池田製餡所から櫨谷川の方に曲がったところ」と教えていただき行ってきました。綺麗な公園ですがとてもあっさりで、せっかくの珍しい湧き水ならもう少し楽しめるよう工夫してもよさそう。

 

⑤端谷城跡

櫨谷の由来は諸説あります。遺跡や古墳が出土していることから弥生時代にすでに集落があったとされています。陶器を作る土師(はせ)という職業の子孫が移り住んだ説、榛(はしばみ)という木が繁茂した地域であった説、東播磨の端(はし)に、三木城の支城として建立された端谷城が由来という説など。端谷城は播磨の守護赤松氏一族である別所氏に仕えた衣笠範景が城主であったとされ、戦国時代に織田家羽柴秀吉軍が三木合戦で端谷城を攻め落としたとされています。歴史のある城なのですが、現在は跡地となっていて城の三の丸付近に満福寺が建てられています。

⑥櫨谷神社

歴史つながりで言えば櫨谷神社も。境内にある大きな岩は源義経が腰かけたというものです。源平合戦の一の谷の戦いで、源義経が急な坂道を馬で駆け下り平家の背後から奇襲をかけた「ひよどり越えの逆落とし」が有名ですが、そこに向かう途上で1184年に櫨谷神社に立ち寄ったとされています。櫨谷神社の裏には妙見山という山につながっています。

 

⑦おっこさん(雄岡山)、めっこさん(雌岡山)

神戸市西区神出町にある山。西神ニュータウンからもよく見えます。兵庫ふるさと100山にも選ばれているとか。雌岡山の山頂から見た西神ニュータウンです。遠くに明石大橋も望めますね。山頂に神出神社があります。

雌岡山を降りていくと斜面にはきれいな梅林があり、麓には弁慶が鉄棒で穴をあけたと言われる金棒池があります。その奥に見えるのが雄岡山です。神戸市西区在住の方にはお馴染みの山だと思いますが実際に登ってみた方は少ないのでは。麓に駐車場もありますし15分くらいで山頂まで登れますから、お天気の良い日に是非一度登ってみてください(実は山頂まで車で行くことができますがそれでは味気ないので)。

 

⑧如意寺

神戸市で国が指定する重要文化財(建造物)は22件あり、西区では大山寺仁王門と如意寺阿弥陀堂、三重塔、文殊堂の4件です。とてもきれいなお寺で三重塔は見ごたえがあります。30年ぶりに来ました。『如意寺旧記』によれば、大化元年(645年)法道仙人がこの地に櫨の木を刻んで地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源とされ、仁寿元年(851年)には円仁が文殊堂を建立したとのこと。法道仙人は天竺(インド)から飛来したとされる伝説的な仙人という言い伝えです。

⑨西神ニュータウン物語

西神ニュータウンが1982年に街開きしておよそ38年。当初から思えば随分大きくなった街ですが、人口的にはやや減少傾向となっています。2019.11.19に神戸市は西神中央駅をはじめとした神戸市6駅の駅周辺再整備で人口誘導策に乗り出すと発表しました。西神中央駅周辺では区役所や文化・芸術ホール、図書館を整備し、マンションの建設による人口増を計画しているようです。西神そごうが閉店するという寂しいニュースもあった中でもう一度街を盛り上げていこうという話はうれしい限りです。これからの西神ニュータウンにも期待していますが、これまでの西神ニュータウンについてもっと知りたい方は西神ニュータウン物語をぜひご一読ください。西神ニュータウンの歴史や意外に知らなかった建物の由来や名称など、とても面白い一冊です。西図書館にも置いてあります。

⑩いぶきの森球技場

祝ヴィッセル神戸天皇杯優勝!ということで、普段ヴィッセル神戸の選手が練習しておられるいぶきの森球技場が西神南ニュータウンにあります。今日は全日本高校女子サッカー選手権が開催されていました。イニエスタ選手が加入してからのまだにわかですが、毎試合ネット中継を見るほどのファンになってしまいました。今年もヴィッセルの活躍が楽しみです。

⑪櫛ケ谷広場

名所というわけではありませんが、櫨谷から西神ニュータウンに行く道の途中にある小さな公園です。桜の時期にはお花見をしている方もおられます。3月、そこにはフサフサの苔が生える場所があります。きれいな黄緑色で、その上に乗るとエネルギーがもらえそうな・・。

⑫西神そごう(~2020.8)

1990年10月にオープンした西神そごうも2020年8月をもって閉店となってしまいます。西神で唯一の百貨店であり、普段のお買い物だけではなく、お中元や贈答品、お洋服などちょっとした買い物にも大変お世話になりました。正面玄関には大きな時計台があり時間ごとにイッツ・ア・スモールワールドの音楽が鳴り響きます(~2008)。またオープン当初は屋上に遊園地やゲームコーナーがありました。西神そごう5階の特設会場にこれまでの歩みがパネルで展示されてあり懐かしく拝見しました。約30年続いたお店がなくなるのは寂しい限りです。

⑬高塚山展望台

高塚山愛好会の患者様から、展望台がきれいになったとお聞きし行ってきました。以前は草木が生い茂っていて遠くを望みづらかったのですが、きれいに見えるようになりました。左の写真が1年前です。まだアケビは生っていませんでしたが栗が落ちていました。ちなみにアケビといえば、よく似た果実でポーポーという果実を患者様からいただきました。ご自身で栽培されているそうです。よく似ていますが香りがとてもよくパッションフルーツのようで、味はパパイヤかマンゴーに近い感じでした。明治期に北米から持ち込まれた際に、アケビガキと呼ばれるようになったのも納得です。

⑭井吹台谷口公園展望台

大き目の公園には小高い山や森があって、そこには展望台もあります。谷口公園は井吹台西町の大きい公園ですが、展望台からは明石大橋も望めます。展望台の奥には山道があって、そこを下っていくと如意寺に着きます。寒い冬、朝のお寺はしんとした静寂があってとても好きです。

⑮木津の滝、木津の磨崖仏

神戸市西区には2か所滝が存在します。1か所は伊川の太山寺にある赤い橋「閼伽井橋」(あかいと読む)の上流に、男滝と呼ばれる滝があるそうです。もう1か所が神鉄木津駅の東側にあります。明石川を上流に遡っていくと、伊川と櫨谷川が枝分かれ、その後押部谷町に入ると木見川と名前を変え、途中で木津川と木見川に枝分かれます。その木津川の上流に木津の滝はあります。初めて訪れる場所ですので、マイナスイオンを浴びれるのかと期待して行ってみましたが…、枯れてました。上流の池も底がひび割れてました。残念。池の前には磨崖仏と呼ばれる、仏様を彫った大きな岩があり、神戸市指定文化財となっています。神戸で磨崖仏はここと、太山寺の2か所にしかないそうで貴重なものです。

⑯池谷城跡

⑤にも書きましたが、櫨谷にある端谷城にはかつて衣笠氏が在城し、羽柴秀吉軍と戦ったという歴史があります。その支城として近くには池谷城、福谷城、城ケ谷城などがあったそうです。池谷城は櫨谷小学校の裏手の山にあります。竹が生い茂っていて山道も整備されていませんが、なんとか山頂にたどり着くと小さな祠がありました。

⑰福谷城跡

現在は城跡に秋葉神社が建立されています。隣には展望デッキがあり、木々の枝葉で見づらいですが狩場台と糀台が一望できます。桜の季節はとてもきれいです。西区には他に小寺城(伊川谷町)、押部城(押部谷町)、枝吉城(枝吉)、下津橋城(玉津町)、福中城(平野町)、神出城(神出町)など、各地に城跡があるようです。

⑱城ケ谷城跡

福谷城跡から見た城ケ谷城跡です。ここには特に祠やお寺があるわけではなく、森が残っているだけです。

 

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