内視鏡検査
胃内視鏡(胃カメラ)
当院では楽に検査を受けていただけるように、鼻から入れる細型内視鏡を導入しています。内視鏡の細さは5.8mmで、うどんの太さと同じぐらいです。スルッと入りそうな気がしませんか?もちろん鼻の中もしっかり麻酔をします。喉や舌の奥に触れないので、口から入れる内視鏡と比べてオエッとならないように入れることができます。
胃炎や逆流性食道炎、胃潰瘍、ポリープ、胃癌などの有無をチェックできます。ピロリ菌の検査も合わせて行えますので、陽性であれば除菌治療もおこないましょう。ピロリ菌の除菌は胃癌予防に非常に効果的です。神戸市胃がん検診(内視鏡)も当院で行っております。
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大腸内視鏡(大腸カメラ)
当院では大腸内視鏡も行っています。内視鏡の細さは11.7mmで女性の人差し指程度でしょうか。おしりから挿入して大腸の一番奥まで観察します。途中でポリープを発見した場合はその場で切除することもできます。大きいポリープや悪性を疑うような場合には、入院治療が必要になることもあります。その場合は西神戸医療センター等の入院施設にご紹介しております。便秘や下痢、血便などの症状でお困りの方、大腸がん検診(便潜血検査)で要精査の方はぜひ一度受けてみましょう。痛みや苦痛などがご心配であれば麻酔(睡眠薬)を使用して寝ている間に受けることも可能です。
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当院の内視鏡件数(4月1日~3月31日)
・・・・ 胃内視鏡 大腸内視鏡
2015年度 193 120
2016年度 276 242
2017年度 546 364
2018年度 653 371
2019年度 738 442
2020年度 635 408
2021年度 732 494 (内視鏡の予約枠からするとこれが精一杯の件数です)
2022年度 704 521 (昨年とほぼ一緒の件数になりました)
内視鏡の看護師
当院で勤務する内視鏡看護師は2名とも日本消化器内視鏡技師学会の認定資格を有しています。検査をできるだけ楽に受けていただけるよう介助いたします。内視鏡検査前と検査後の説明もわかりやすく丁寧に。わからないことがあれば、何でもお聞きください。